2021/05/10
今回のガレージドアは、約30年前の木製ガレージドアです。
ガレージ内部は…いつもとちょっと違う・・・。
しかも違和感が・・・
画像は約30年経過した木製ガレージドアです。
木製の2台用ガレージドアだったので、スプリングが切れると成人男性1人の力では開ける事が出来ない重さです。
通常なら切れていない方のスプリングを巻き直して、少しドアの重さを軽くして開ける事ができるのですが、
今回はガレージ内に車が2台とも入ったままで、しかも、通常はガレージドア取付けを不可にしているガレージでした。
これを約30年前に施工したのが、『アレンジ施工の天才』の技!?でした。
ガレージドアは2人と取付けてあるモーターを使って開く事ができましたが、いつまでも開けたままには出来ないので、翌日、業者を手配し現場に入りました。
『アレンジ施工の天才』は、当時はどんな所にでもガレージドアを取り付けて行くスゴ腕だったらしいのですが、現在はこれを修理できる人がおらず、悩みながら修理に入りました。
まず困ったのが、部品を現場溶接しオリジナル部品を作って施工してある所でした。
現在は施工で溶接しないので、使ってある部品を活かしながら修理する以外ありません。
ベアリングブラケットを加工しレールに溶接してあります。
その他に部品を買い足して別形状にして開閉できるようにしてありました。
追加されていたレールと滑車
スプリングの位置も開口部の上部に取り付ける所をガレージ内部のモーターのすぐ前に移動してありました。 開いたシャッターのすぐ後ろにスプリングが切れて離れています。
こういうタイプの施工はありますが、通常タイプの部品からオリジナル部品を作ってこのタイプにしてある事が修理を難しくしていました。
スプリング・ワイヤ延長タイプを使用・レールの一部を切断し交換・取付けブラケットの位置の移動。
通常スプリング交換だけで済むところをこれだけいじって無事ガレージドアの修理完了。
グリースを塗布した事により以前よりも静かに開閉できるようになりました。
今回は難易度で言うとかなり上級レベルのアレンジだったと思います。通常のスプリング交換の2倍以上の時間が掛かりましたが、修理する事ができました。 スプリング交換終了
他にも『アレンジ施工の天才』がどんな施工をしているのかこれからも挑戦(修理)が続きます。
ちなみに今は、アレンジ施工をする事はありませんし、新築の場合はガレージドアが取り付けできる施工を依頼しております。
ユニバーサルジャパンで提案しているガレージドア(シャッター)はこちらから見ることが出来ます。
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