2011/03/07
住宅の屋根の重量は軽いほうがいい んだそうです。営業のHです。
前に私は、「木造住宅の基礎知識」と言う本を流し読みした時に、
「世界各国にさまざまな工法のある中でも、軸組みを基本としている日本家屋の場合、
その構造材を押さえる意味で、住宅の屋根上重量は重いほうがよい。」
とされるような一文がありまして。ず～っとそれを真に受けていたのですけどね。
いや待てよ？と。
仕口の考え方や、各種工法や金物が改善されてる現代もそのままかい？
さらに深く考えるまでもなく、アタマ重いって不安定なんじゃないの？
そいや粘板岩を薄くはがして使うスレート瓦なんかも、その成り立ちは「できる限り薄くできる石」なんだし、
きっと軽いほうがいいんだろうと思うに至りました。
それが証拠にアメリカでシェア80%と言われるオーウェンスコーニング社のファイバーグラス製屋根材なんて軽い軽い。
地震対策で考えると、アタマが重たいと不安定な住宅になってしまう事にもなりますしね。
ワタクシ、どうやら長い事勘違いをしていたようです。
特に思い込みの激しい性格をしておりますので、
改めなければイカン！と思った次第であります。
