2008/04/09
床の仕上げ色が、黒みを帯びてくると、景気回復の兆し
と、一昔前は言われていました。
これは車の色も同じで、好景気感があると黒っぽい色や角のたったデザインが
流行るって言うジンクスがあったんですよ。
ところがです。
最近は、ダーク系の床が流行ってはいるんですが、
好景気感は、消費者、販売者ともになく、
そのジンクスにずれが見られるように思います。個人的に・・ですけど。
これは流行のサイクルが早くなってきているので、
今までの日本の経済的なサイクルと、現市場に出回っている商品への
対処療法的に選択される商品のサイクルとが、
ズレはじめたんだなぁ と思っております。
だから、今は明確な住宅のトレンドがないんじゃないでしょうか?
まず、機能性に特化しはじめた。これは良しとして。
今、どう言う系統の住宅を建てると売れ易いか?
つまり建売を企画する時に、どう言う風合いで仕上げようか迷われる事が
多いと思うんですね。
ムリクリ言うならば、営業Hが予言していた「和」の流行と、
「ヨーロッパ・モダン」と言った「原色の家具に、自己主張のない室内演出」が
主流のようにも見えます。しかし、それが今までの既存の概念としての「流行」
かと言うと違うようにも思えますよね。
じゃあ、カスタム・メイドが正しいと思うんですよ。
日本語で言うと「オーダーメイド」ね。
となれば、
今は拡大傾向を取る時期ではないって事かな?と思ったりしております。