2006/12/26
ちょっと化学のお話を。
皆様のお宅にありますせんべいの袋を取って来てください。
中に必ず「乾燥剤」が入ってますよね。
なんとコレは珪酸ナトリウムがゲル化したものなんだそうで。
「なんのこっちゃ?」でしょ?(笑
ま、お聞き下さい。
珪酸ナトリウムは、別名シリカとも呼ばれておりまして。
コレがゲル化したから「シリカゲル」。
それで、これがゲル化する前の状態を「水ガラス」と言うんだそうです。
そして、この「水ガラス」を弊社扱いのユニバーサルストーン/ブリックなどに吹き付けると、撥水性能を持たせる事ができるんですね。
この「水ガラス」は元々強塩基を持ちますので、塩酸などと反応させるとゲル化をはじめ、それを特殊な設備で乾燥させると乾燥剤になるんだそうです。
ところで・・・
かつて何かの番組で、「木材を燃えなくする特殊素材『液体ガラス』!!」ってのを見た事がありまして。
その番組では、木材に塗布したナゾの液体のおかげで、木材が自然鎮火したのを見たワタクシは「うわぁ、早く実用化しないかな?」と思ったもんですが、ワタクシの思った通りにそのナゾの液体が「珪酸ナトリウム」なら、すぐ市場に出せる商品になってるのかも知れません。
ちなみに弊社扱いのコマシール(画面下の方に出てます)の主成分も「珪酸ナトリウム」でございます。
意外と面白い新素材がこんなに身近に!?
で、ございました(笑