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アメリカでは【不動産】は【動産】だと言うリアル

2008/07/24

昨夜、僕が愛してやまないディスカバリーチャンネルで、
「大人の職業体験 家ごと引越し」と言う番組を見ていたのですが、
いや~アメリカってばやる事がスゴいです。
築200年のウッドシェイクで仕上がった家を、
何とオークションで販売してしまうと言う事例を放送していました。
土地つきで?いいえ。家だけ(笑
住宅をジャッキ・アップした後、木材のコロをカマし、その後『台車』と呼ばれる
車輪のついた大型ジャッキのようなモノをはさんで、
そのまま道路を走りながら、販売先の土地へ向かっていました。
もうね。根本的に住宅への考え方が違うんですね。
Building Moversと言う会社がその請負をしているらしいのですが、
番組のホストのマイクがインタビューで、
「これで移動準備ができたんだけど、やったな!って爽快感はあるの?いつもの事だから
 大した事ないよ?って感じ?」
と聞くと、
「あぁ、大した事はない。いつも通りの事だね。」
とゲスト。
商売成り立つくらい日常的な事なんですなぁ(笑
日本にも『引き屋』(北陸だけの言い方かも知れません) と言う技術があり、
コレは僕も監督時代に、築40年の倉を、その基礎の脆弱性を改善するためにと、
新築の本棟との干渉を解決するために、
レッカーで吊り上げて一日で移動させると言う胃の痛くなる工事はやった事はありますが、
アメリカ人ってばカジュアルに家 吊り上げて移動させて、
そんでもって売っちゃうし買っちゃうし(笑
こう言うカジュアルさと湿度の低さがあれば200年住宅ってのも、
もっと簡単に考えられるのかも知れませんね。
何しろ、昨今の住宅を取り巻く環境は、正直なところ 閉塞感がスゴいので、
こんな風に、一度 軽く考えて見るのも面白いかも知れない と思ったのです。
LINK:youtube 『Harvard Law School house moving』

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