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北米建材とアメリカの住宅の考え方について

2008/05/20

本日、アメリカの建材セミナーに行ってまいりましたが、
そちらの雑感をまとめたいと思います。
1.アメリカのリモデリングは意匠性を大切に
曰く、
「構造材は補強が可能です。
 そして新しい断熱材などの【テクノロジー】は常に進化します。
 そういった部分は、改造可能なように考えておきます。
 アメリカでは普遍的な意匠性を持たせた住宅を創り、
 それが結果100年近い耐久性を持たせる事に成功している理由なのです。」

だ、そうです。勉強になるであります。
アメリカは【普遍的なデザイン】を優先し、ハード面での補強、改変は後からでも
できるや的に考えているようです。
つまり【ディスポーサブル】な部分と、【カイゼン不可能】な部分を事前に見越した
住宅のプランニングを行う事の重要性を大事にしているんですな。
なるほどだからアメリカの住宅ってのは、おおらかさや住みやすそうな感じが
統一されてるんでしょうね。
確かにイキナリ「200年保つ住宅をつくらにゃいけません!」だと息苦しいのは確か。
柔軟に考えていった方が、実現への道は近いのかも知れません。
2.安価とは
例えばSAUDERモールディング。
これはベイツガ無垢の幅木、廻緑なのですが、これらを複合的に使ったり、
部材の大きさを違う物を組み合わせる事で、意匠的に魅せる事は可能なようです。
天井と壁の境目にH3244などの廻緑を使い、その100mm下にただのプレーンな
額縁を廻し、その間にトリム用のクロスを貼るだけで、コストをかけずに豪華に見せる、
H623の幅木とH3244の廻緑を重ね合わせて、厚みと重厚感のある廻緑を創る。
今の時代、「ローコスト」とは「智恵を出し合って、お得感のある仕上がりにする」と
言うのが答えになり得るようです。
これはオモシロいですね!
追ってご案内していきたいと思います。

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