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原油価格ってば

2008/04/28

最近、建材の値上がりが激化しております。
僕達の業界でも、その影響は少なからず受けておりまして。
それでは、「原油の価格ってど~やって決まってるの?」を
素朴に考えていきたいと思うのであります。
すると、調べてみてビックリした。営業のHです。
それは、どうやら純然とした需要と供給だけではないらしい
と言う事だったのですよ。
こう言う書き方すると、「あ~アレだろ?投機が動いてるからってんだろ?」って
言われると思うんですが、それは半分当りで半分ハズレ。
簡単に言うと、
アメリカの「マーカンタイル取引所」で扱われている、
全体の産出量の1%に満たない部分が
国際的な価格の指標になっている。
と言う事らしいんですね。
詳細は、
アメリカのテキサス州の取引所で、投機的に価格が決められます。
そしてその取引高が国際産出量の2倍程度(!)の量になるから、
それを指標にしましょうやって事らしいんですね。
そして、日本はドバイから原油を輸入しているのですが、ドバイ側は自由市場で
取引されるのを嫌うため、マーカンタイル取引所で決まった価格よりちょっと
安めの価格で日本に流れてくるとの事。
・・・・嗚呼、持たざる者の弱さよ。
アメリカ様々でお決めになった価格で買わせて頂いてる日本。
そして産出国が機嫌悪くなって「ちょっとここらで一発シメとくか?」と仰れば、
かる~く、どインフレが起こる可能性もあるワケですなぁ・・・・。
さて、ここでトリビア。
原油枯渇が叫ばれて久しいのですが、実は原油の埋蔵量と言うのは
はっきりとした量が判っていない(らしい)と言う意見もあるそうです。
と、言うのは、
原油も損益分岐の原則に則っており、
現在の技術で、利益の取れる範囲で産出できる量を確認埋蔵量と言い、
原油の価格が高騰すれば、その損益点も移行するので、新しい発掘地点が見つからなくても
確認埋蔵量は増えるらしいです。
(つまり、より経費をかけて掘り起こしても採算が取れるようになるから だそうです。)
あ~僕らの生活って、やっぱり(と言うか当然ですが:笑)他人様のおサイフ状況に
依存しきってるんですなぁ。地球は一つなのになぁ。
と、言うワケで。
僕は原油が出るまで自宅の庭を掘る事にしました!
人様の思惑に操られるのを嫌う同志募集中。
と、言うかウソですけどね。そんな事しませんけどね(笑
それでは。

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